1:はじめに
2022年2月1日から、12球団が一斉にキャンプインしました。
立浪和義新監督就任し、中日ドラゴンズ全体的に、今年こそは、
必ず若手が活躍すると思っているドラゴンズファンも少なく
ないと思います。!が!!やっぱりちょっと不安に思って
しまうのも無いとは言えません。
ビシエド選手も福田永将選手も、中日ドラゴンズチーム内でも、
本塁打を打てるし、実績も他の選手よりは、期待が持てます。
がしかし、今の二人の成績も他球団の主砲と比べると、
まだまだ良い成績とは言えません。
本塁打の数の理想だけを言えば、本塁打王を狙える選手
がいて、20本以上の選手が2人、15本以上の選手が1人、
10本以上が2人、5本以上が3人、これだけ本塁打を打てれば、
少なく見積もってみても、130本+α位は、中日ドラゴンズ
でのチーム成績になります。
これくらい打っていれば、中日ドラゴンズは着実に
Aクラスは勿論、打撃部門でも、セ・リーグの中でも脅威に
なってきます。
2:中日ドラゴンズの選手が打撃成績、長打の部門で圏外
さて本題に入りたいと思います。近年、中日ドラゴンズの
選手で、2017年本塁打王になったゲレーロ選手がいましたが、
以外の年は、全然上位に名前が挙がる選手が居ません。
ビシエド選手は大好きな選手ではありますが、
打率では申し分が無いのですが、本塁打がかなり物足りない
数字です。他にも期待している選手、高橋周平選手、
福田永将選手、堂上直倫選手、平田良介選手等々
がいて、上げたらきりがありません。
でも、名前を挙げた選手も、まだまだ期待している
成績が残せていません。
なので期待している選手がどれだけ本塁打を打って
きていたのかを知りたいと思いました。
3-1:2021年→2016年 本塁打数
中日ドラゴンズの選手内で、本塁打数上位5名の
成績が分かる表を作成しました。
2021年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ビシエド | 17 |
2 | 木下 拓哉 | 11 |
3 | 福田 永将 | 8 |
4 | 阿部 寿樹 | 5 |
4 | 高橋 周平 | 5 |
4 | 堂上 直倫 | 5 |
2020年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ビシエド | 17 |
2 | 阿部 寿樹 | 13 |
3 | アルモンテ | 9 |
4 | 高橋 周平 | 7 |
5 | 木下 拓哉 | 6 |
2019年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ビシエド | 18 |
2 | 福田 永将 | 18 |
3 | 堂上 直倫 | 12 |
4 | 平田 良介 | 8 |
5 | アルモンテ | 7 |
5 | 阿部 寿樹 | 7 |
5 | 高橋 周平 | 7 |
2018年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ビシエド | 26 |
2 | アルモンテ | 15 |
3 | 福田 永将 | 13 |
4 | 高橋 周平 | 11 |
5 | 平田 良介 | 9 |
2017年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ゲレーロ | 35 |
2 | ビシエド | 18 |
3 | 福田 永将 | 18 |
4 | 平田 良介 | 6 |
5 | 藤井 淳志 | 6 |
2016年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ビシエド | 22 |
2 | 平田 良介 | 14 |
3 | 福田 永将 | 10 |
4 | ナニータ | 8 |
5 | 堂上 直倫 | 6 |
2021年~2016年は、現中日ドラゴンズ不動の4番ビシエド選手の
入団元年2016年からの本塁打数の表になります。
- ビシエド選手
2018年のキャリアハイの成績本塁打26本は、良い成績ではありますが、
不動の4番の本塁打数にしては、まだまだ物足りなさが残ります。
最低でも本塁打数は、30本超を目安にしてほしい。
- 福田永将選手
2017年、2019年に本塁打数18本と良い成績を残しています。
ただ次の年に更なる飛躍するべき年でしたが、まだ安定
した成績が残せていない。
目標は、本塁打20本を打って尚且つ、複数年持続させる。
- 高橋周平選手
長距離バッターとして期待していた選手でした。2014年に
念願のスタメンメンバーになったが、2015年に低迷し、その
年以降、長距離バッターの意識が少なくなり、ミートに重心
を置いたバッティングに変化した。
そこが現在も長距離バッターとして飛躍しない原因だと
考える。しかし現在のバッティングスタイルを踏まえつつ、
長距離バッターを目指すのも良い結果を得られるはずだ。
- 平田良介選手
2005年高校生ドラフト1位で、中日ドラゴンズ入団。
入団2年目には、日本シリーズで日本一になる決勝犠牲フライ
を挙げたミスタードラゴンズ後継者。
がしかし本当にプロ野球選手として、活躍したのは6年目から
6年連続2ケタ本塁打。
長い間大島洋平選手と二人で、中日ドラゴンズの顔になる
主力選手。チャンスメイクする大島洋平選手を本塁に返す役目の
平田良介選手。近年活躍が見れていないのは寂しい限りだが、
年齢33歳とキャリアもベテランの域に達した訳だが、まだまだ
大活躍を期待出来る選手。
- 阿部寿樹選手
2020年、2021年の大活躍を期待した選手だが大低迷。
もう一度復活してまだまだ活躍出来る事を見せつけて
ほしいです。
だが!2022年は飛躍した成績を残さないと代打要因に
成り兼ねない大事な1年になりそうだ。
- 木下拓哉選手
今の中日ドラゴンズ野手の中で一番良いキャリアを歩んでいる、
キノタクこと木下拓哉選手。キャッチャーとしての守り
の部分も、打撃部門でも本塁打20本を打つチャンスの年。
昨年も絶対的レギュラーのポジションを勝ち取ってはいる
ものの、シーズンフル出場はしていない。
2022年シーズンは、シーズンフル出場し、本塁打を20本を
打って、攻守ともに主役になってほしい。
- 堂上直倫選手
スーパーサブのポジションになっている堂上選手。
立浪和義新監督になり一番のチャンスを掴みそうな
予感がしている選手の一人。
期待されて入団した選手なので、潜在能力がかなり
高いものを持っているので、その潜在能力が新体制
担って覚醒するのもあると思います。
3-2:2015年~2009年 本塁打
2015年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | 平田 良介 | 13 |
2 | エルナンデス | 11 |
3 | ルナ | 8 |
4 | 福田 永将 | 6 |
5 | 藤井 淳志 | 6 |
2014年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ルナ | 17 |
2 | 和田 一浩 | 16 |
3 | 森野 将彦 | 13 |
4 | 平田 良介 | 11 |
5 | 高橋 周平 | 6 |
5 | 藤井 淳志 | 6 |
2013年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | クラーク | 25 |
2 | 和田 一浩 | 18 |
3 | 森野 将彦 | 16 |
4 | 平田 良介 | 15 |
5 | ルナ | 9 |
2012年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ブランコ | 24 |
2 | 平田 良介 | 11 |
3 | 和田 一浩 | 9 |
4 | 森野 将彦 | 6 |
5 | 谷繁 元信 | 5 |
2011年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ブランコ | 16 |
2 | 和田 一浩 | 12 |
3 | 平田 良介 | 11 |
4 | 森野 将彦 | 10 |
5 | グスマン | 7 |
2010年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | 和田 一浩 | 37 |
2 | ブランコ | 32 |
3 | 森野 将彦 | 22 |
4 | 谷繁 元信 | 7 |
5 | 堂上 直倫 | 5 |
2009年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | ブランコ | 34 |
2 | 和田 一浩 | 29 |
3 | 森野 将彦 | 23 |
4 | 藤井 淳志 | 10 |
5 | 谷繁 元信 | 9 |
- ブランコさん
現在のビシエドも長年在籍していますが、ブランコ
も長年に渡り愛された理想のホームランバッターだと
思います。
- 和田一浩さん
FA宣言で補強選手
補強で本塁打が打てる選手獲得して、チーム力アップした
良い例でした。
- 森野将彦さん
生え抜きで、本塁打20本以上打った最後の選手。
森野さん以来の生え抜きの選手で本塁打20本以上
打つことを2022年は期待します。
3-3:2008年→2007年本塁打数
2008年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | タイロン・ウッズ | 35 |
2 | 中村 紀洋 | 24 |
3 | 森野 将彦 | 19 |
4 | 和田 一浩 | 16 |
5 | 李 炳圭 | 16 |
2007年 | 選手名 | 本塁打数 |
1 | タイロン・ウッズ | 35 |
2 | 中村 紀洋 | 20 |
3 | 森野 将彦 | 18 |
4 | 福留 孝介 | 13 |
5 | 李 炳圭 | 9 |
- タイロン・ウッズさん
今でも中日ドラゴンズファンから今でも人気投票でも
一位になる理想の四番バッター。
先程のブランコさんとタイロン・ウッズさんを足して
二で割ったのが、2022年からのビシエド選手になって
ぜひ将来の人気投票で、タイロン・ウッズさん勝てる
ようになってほしいです。
- 中村紀洋さん
育成で中日ドラゴンズに入団。
育成で本塁打が打てる選手を補強出来た良い例。
現在は打撃コーチで、中日ドラゴンズ復帰。
森野さんと中村紀洋さんで、本塁打20本が打てる
選手を育てていただけると期待を持っている。
4:まとめ
- 生え抜き選手の育成
- 生え抜き選手の本塁打20本達成
- ビシエド選手をホームランバッターに
- 若手の育成後に,FA宣言した選手獲得
他球団の生え抜き選手で本塁打を打てる選手を
育てられているので、中日ドラゴンズにも育って
ほしい。
東京ヤクルトスワローズでは山田哲人選手、
村上宗隆選手、阪神タイガースでは大山悠輔選手、
佐藤輝明選手、讀賣ジャイアンツでは坂本勇人選手、
岡本和真選手、広島カープでは鈴木誠也選手、坂倉
将吾選手、横浜DeNAベイスターズ佐野恵太選手、
牧秀悟選手
セ・リーグの各球団を見ると中日ドラゴンズだけ
ホームランバッターを育成出来ていない気分に
なります。
中日ドラゴンズの若手にもホームランバッターと
して、素質がある選手が沢山いるから、2022年は
若手育成の為、補強に力を入れない意味がここに
あると思います。