ホームランバッターの覚醒に期待
立浪前監督が3年連続最下位と期待とは裏腹な結果を残し、井上新監督が就任して
早3か月、2025年シーズンも半分を過ぎた段階で、現状中日ドラゴンズが抱えている
課題について今回は書きたいと思います。
4番バッターとして期待している石川昴弥選手、細川成也選手について書きたいと思います。
瀬戸際で未完成の大器 石川昴弥選手
中日ドラゴンズファンだけではなく、日本プロ野球界全体から大いに覚醒を期待を背負っている選手。
プロ入り5年目の選手だが、とにかく怪我が多く、怪我無く過ごしたシーズンがないところがドラゴンズ
ファンとして、石川昴弥選手に望むところ。
タラレバになるが、5年間全く怪我無くシーズンを過ごしていれば、侍ジャパンのユニフォームはもちろん
大リーグだっていけたかもしれないと、想像だけが膨らんでくる期待が大きい選手。
同学年の岡林勇希選手が、試合に出れば出るだけ本来のポテンシャルを超える成長を感じるが、石川昴弥選手
は、必要以上の期待が高い選手ですし、一番本人がもどかしい気持ちでプレーしているのが分かるくらい結果に
長い不調続く2025年7月での石川昴弥選手です。
どこをどうすればいいかは、全くわかりませんが、大きく感じるのは、期待に応えようとする思いが石川昴弥選手
の成長に悪影響があるのではと思っています。
スポーツは良い緊張と、やる気、負けん気、責任感、欲等がありますが、それと一番効いてくると思うのが、野球を
楽しむと言う大前提。チームの信頼を勝ち取り、ファンに愛される選手で居続けることは難しいことです。
しかし、石川昴弥選手はドラゴンズファンに愛されている選手です。
結果が欲しくて、失敗したことを悔やんでしまう気持ちはあると思いますが、ここは良い意味で開き直り、あっさりとした
気持ちで取り組んだら、少しは肩の力が抜けて、本来の石川昴弥選手のポテンシャルを全開したパフォーマンスに繋がると
信じて、一軍に上がってくることを期待しています。
覚醒したはずの細川成也選手
2025年開幕は、打順6番で出場していたが、昨年までの活躍しないまま怪我で一軍から登録抹消した。
怪我が治り、セパ交流戦から一軍合流した。復帰してからは4番で出場する機会が増えたが、昨年までの
威圧感がなく、4番の存在感を発揮出来ずにもがいてる。
石川昴弥選手の悪いところは、気持ちメンタルのイメージは、想像出来ますが細川成也選手には少し
不調の原因が想像できない。石川昴弥選手を4番で育てる目的で、開幕から4番は石川昴弥選手。
一方昨年まで安定した長打力を発揮していた細川成也選手は、6番と少し細川成也選手には、
起用法に不満があるのかと思っていました。成績も上がらないし、昨年までの威圧感もないので、
不満があるのかと思っていました。
怪我から復帰して、4番を任されるようになっても、多少結果を残し始めた感じはありますが、
期待から言えば全く機能していないと思ってしまいます。
だから調子が悪い原因が分からない。環境の面から気が付いたのは、昨年までいた和田コーチの
存在が大きかったのかと思います。ブレークしたきっかけが和田コーチの出会いだったことが、
きっかけだったので、思い当たる原因の一つかなと思いますが、そこは細川成也選手が、今いる
コーチ陣と関係を築いて何とかして欲しいと思います。
石川昴弥選手と細川成也選手に今年期待すること
石川昴弥選手には、まずは一年間レギュラーで居続けられる体づくりをこの瀬戸際の今年に
遣ってほしいことです。出来たらシーズン終盤戦には一軍に合流して、ホームラン5本から10本
くらい打って欲しいと思います。
細川成也選手は、昨年まで続けているホームラン20本は超えて欲しいとは思いますが、一番は打点
をチーム一番の成績にしてほしいと思います。チームの得点力が少ないのも細川成也選手が今の打点
と期待する打点との差が、今のドラゴンズの得点力不足に直結している思っています。
今年は責めて70打点から80打点くらい上げて、やっぱり成也選手だよねと納得させて欲しいと
願っています。
オールスター前に復活の兆し
7月8日、9日とジャイアンツの東北シリーズが行われ、8日には、細川成也選手先制ソロホームランを
放ち、9日には2点ビハインドからライデル マルティネス選手が全力で抑えにかかった投球をレフトスタンド
へ逆転3ランホームランを放った。この活躍で細川成也選手が今シーズン思い通りの成績を残せていない現状
を180度変わる大活躍を予感する活躍でとても嬉しいし、やっと4番が存在感を出したと思える東北シリーズ
でした。
石川昴弥選手も二軍に調整をしていて、やっと何かを掴んだと言うコメントが見れたので、とても期待して
もいいのかもと思えるコメントでした。
【中日2軍】石川昂弥、「失ったものを取り戻した、そういう感覚」 気を吐くマルチ 4戦連続安打
中日スポーツから引用
しかし、7月10日にビックニュースが飛び込んできました。
【中日】新外国人チェイビス獲得、メジャー42発「遊撃以外守れる。ヘッドスピードすごい」井上監督 – プロ野球 : 日刊スポーツ
日刊スポーツから引用
今シーズン佐藤龍世選手の加入と新外国人チェイビス選手の加入は、とっても熾烈なポジション争いになると
思います。しかしこのピンチをチャンスに変えて、進化した石川昴弥選手になると信じています。
では、ウィーン君でした。