
主力離脱。
つながらない打線。
単打は出ても、相手投手へプレッシャーをかけ切れない攻撃――。
今の中日ドラゴンズは、苦しい時間の中にいる。
そこで今回、一度こんな視点で考えてみた。
「細川を一旦置いて考えたら、今のドラゴンズはどう見えるのか」
最初は、
- 他に嫌な打者がいない
- 打てる外国人が必要
- つながる打線が組めていない
そういう方向へ思考が向かった。
しかし考えれば考えるほど、逆に見えてきた。
やはり今のドラゴンズは、細川を中心に回っているのだと。
今のドラゴンズは、単打自体はそこまで少なくない。
チーム打率だけ見れば、極端に崩壊しているわけではない。
だが問題は、
“効果的な安打”
“相手投手を苦しめる打席”
が少ないことだ。
だから相手投手は楽にストライク先行できる。
球数も増えない。
配球も乱れない。
時には3球三振で終わる。
つまり今のドラゴンズは、
「ヒットは出るが、攻略している感じがしない」
のである。
そこで重要になるのが、細川の存在だ。
もちろん毎試合ホームランを求めているわけではない。
本当に必要なのは、
“打てなくても相手投手を苦しめ続ける存在感”
である。
例えば、
- ファウルで粘る
- 四球を選ぶ
- 甘い球を逃さない
- 申告敬遠される
- 打球で相手へ圧を与える
それだけでも投手のリズムは崩れる。
そして細川が相手へ重圧を与え続けることで初めて、
- 岡林の出塁
- 上林の長打
- 村松のつなぎ
- 田中幹也の嫌らしさ
そういった役割が“生きる”。
逆に細川が安定しないと、
「次の嫌な打者は誰か」
というストーリー自体が成立しない。
だから今回気づいた。
最初は、
「細川はいい。問題は他だ」
と思っていた。
しかし掘り下げていくと、
「いや、やはり細川なのだ」
へ戻ってきた。
今のドラゴンズは、
良くも悪くも細川中心のチームである。
だからこそ今、
細川には単なる主砲以上の役割が求められている。
- 打つだけではない
- 相手を疲弊させる
- 試合の空気を重くする
- 四球ですら価値へ変える
そんな“核”としての存在感だ。
そして同時に必要なのが、
“細川の複製化”
である。
細川一人だけでは限界がある。
だから、
- 相手へ圧を与える打者
- 簡単に終わらない打者
- 球数を投げさせる打者
- 打席で空気を変える打者
を増やしていかなければならない。
さらに、そこへ打てる外国人が加われば、
ドラゴンズは上位チームとも十分戦える可能性が出てくる。
しかしそのすべての始まりは、やはり細川だ。
今回改めて気づかされた。
今のドラゴンズは、
“寝ても覚めても細川”なのである。





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