中日ドラゴンズ

🐉 もどかしさシリーズ 開幕編 波に乗れそうで乗れない――交流戦前カープ3連戦」

初戦。

まさかの展開だった。

あの
栗林良吏 がアクシデントで降板。

しかもドラゴンズは一気に4点先制。

普通なら、
「今日はもらった」
そう思う展開だった。

バンテリンにも久々に、
“流れが完全に来た”
空気が漂っていた。


だが簡単には終わらない。

先発
柳裕也 が2点を失う。

一気に嫌な空気になる。

「4点取っても安心できない」

今季のドラゴンズを象徴するような空気だった。


そこで流れを止めたのが
石川昂弥。

2点タイムリー。

あの一打で、
“嫌な流れ”を押し返した。

結果は6-2。

快勝だった。


そして誰もが思った。

「ここから波に乗れる」

と。


しかし――。

2戦目。

ここ数試合安定感を取り戻していた
大野雄大 が初回失点。

それでもドラゴンズは反撃する。

細川成也 の犠牲フライ。
石伊雄太 のタイムリー。

さらに
鵜飼航丞 のホームラン。

「今日は行ける」

そう見えた。

だが、
じわじわ失点する。

崩壊ではない。
炎上でもない。

それでも流れを止められない。

そして同点。

最後は、今年ブレイク気配だった
吉田聖弥 が初失点。

それが決勝点になった。


3戦目。

先発は
高橋宏斗。

今年屈指の内容だった。

球は走る。
フォークは落ちる。

完全にエースの投球。

しかも先制。

理想的だった。

しかし。

満塁。
そして3点タイムリー。

たった数球で、
試合の空気はひっくり返る。

宏斗は崩れていない。
むしろ素晴らしかった。

それでも負けた。


💬 この3連戦を一言で言うなら

「希望は見える。だが、希望が続かない。」

4点先制。
鵜飼のホームラン。
宏斗の快投。

毎試合、
“波に乗る入口”までは行く。

だが最後に、
その波が消える。

それが今季のドラゴンズ。

そして――
これが「もどかしさシリーズ」の始まりである。

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