中日ドラゴンズ

本塁打は増えた。なのに、なぜ勝ち切れない?――ドラゴンズに見えてきた「勝負強さ」の課題

🐉 Mandyドラハジ

今週末のドラゴンズ。

金曜日・土曜日は巨人に連敗。 日曜日・月曜日は広島に連勝。

結果だけを見れば、2勝2敗。

でも、この4試合を並べて見ると、今のドラゴンズが直面しているひとつの大きなテーマが、くっきりと浮かび上がってくる。

それが――「勝負強さ」

そして、その先にあるのが、

「打てるようになったホームランを、いかに確実な勝利へつなげるか」

という課題だ。

① ドラゴンズニュース

まずは、今週末の最高の一報から!

🎉 ドラゴンズ、4位浮上!

9月21日の広島戦に10-0で大勝し、ついに4位へ浮上した。

もちろん、ここで満足するわけではない。 まだ何かタイトルが決まったわけでもない。

それでも、この時期に順位をひとつ上げた。

これは素直に喜びたい!

アンド、もうひとつ確かな変化がある。

今年のドラゴンズは明らかに、「一発を打てる打者」が増えた。

細川成也、福永裕基、石川昂弥、サノー、石伊雄太、花田旭。

特に右打者のパワーという点では、昨年までとは違う景色が見えている。

これは来季に向けた大きな収穫だ。

だが――

ホームランが打てるようになったからこそ、次の壁が見えてきた。

② 週末試合回顧――4つの試合を一本のストーリーで見る

⚾ 金曜日・巨人戦(0-2)

左のエース候補の好投を実らせず

東京ドーム。

先発の金丸夢斗は8回まで無失点の好投を披露。しかし0-0で迎えた9回、一瞬の隙を突かれ泉口に2ランを浴びて敗戦。

打線もわずか4安打に終わった。

金丸を責める要素などない。

むしろ、

「これだけ投げても勝てないのか」

という、チームとしての課題が突きつけられた試合だった。

⚾ 土曜日・巨人戦(1-14)

渡した流れを止められず

土曜日は一転、巨人打線に15安打14得点を許す大敗。

ドラゴンズは3回、福永のタイムリー二塁打で1点を返したものの、その後は得点を重ねることができなかった。

金曜日は、 「点が取れずに負けた」

土曜日は、 「相手に流れを渡し、その流れを止められずに負けた」

敗因は違う。 しかし、2試合を通して見えてきたのは、土壇場で流れを引き寄せる「勝負強さ」の重要性だった。

⚾ 日曜日・広島戦(8-5)

アーチを描いて反撃開始!

バンテリンドームに戻ると、ドラゴンズの長打力が火を吹いた。

2回に石川昂弥。 3回には細川の3ラン。 4回には花田。 そして5回には、再び細川!

細川は2本塁打4打点の大活躍。 チームも8点を奪い、広島を8-5で下した。

大野雄大は10勝目。 松山晋也も30セーブ目を記録。

長打で試合を動かし、勝利へ持っていく。 今年のドラゴンズの成長が、形になった試合だった。

ただし、ここで終わりではない。 一発の破壊力を、どうやって継続的な攻撃につなげていくのか。 そこに次のテーマが見えてきた。

⚾ 月曜日・広島戦(10-0)

「投手の好投を勝利に変える」理想形

そして本拠地最終戦。 先発は髙橋宏斗。

「今日は宏斗で負けられないでしょ」

そんなファンの思いに、打線がしっかり応えた。

宏斗は、7回4安打無失点、8奪三振、無四死球。 圧巻のピッチングだった。

そして打線は1回、2回に2点ずつ。 4回には村松開人の6号ソロが飛び出す。 この村松の一発が、序盤の流れをさらに決定づけた。

さらに6回に4点、7回にも1点。 終わってみれば、12安打10得点。

宮内、櫻井とつないで完封リレー。 10-0。

金曜日の金丸の試合とは、まさに対照的だった。

金丸が好投しても、打線は0点。 一方、宏斗が完璧な投球を見せると、打線は10点。

もちろん、毎試合10点取れるわけではない。

だからこそ大切なのは、投手の好投を、チームとして勝利に変えること。 それを見事に実現した試合だった。

③ ピックアッププレーヤー

「勝てるエース」へ昇華してほしい――金丸夢斗

今回のピックアップは、金曜日に先発した金丸夢斗。

0-0の緊張感の中で、9回途中まで投げ切った。 責められるところはどこにもない。

むしろ、あの投球を見れば見るほど、 「この投球を勝利につなげたい」という気持ちになる。

求めたいのは、金丸自身が「勝てる投手」になること。 そして同時に、チームが「金丸を勝たせられるチーム」になること。

月曜日、宏斗が好投すると打線は10点を取った。 この姿を、金丸が投げる日にも作りたい。 それが、これからのドラゴンズに必要なことだと思う。

④ 残念プレーヤー

橋本侑樹――「ここで橋本なら大丈夫」と言わせる存在へ

期待が大きいからこそ、今回は橋本侑樹を挙げたい。

投手王国を完成させるには、先発投手だけでは足りない。 終盤を任せられる、タフなリリーフ陣が必要になる。

「ここを抑えれば勝てる」

そんな場面で、 「ここで橋本なら大丈夫」とファンに思わせる存在になってほしい。

橋本に求めたいのは、単なる登板数ではない。 勝負どころで相手打線をねじ伏せる、圧倒的な存在感だ。

⑤ 特集:本塁打数は増えた。なのに、なぜ勝ち切れない?

ここからが、今回の本題。

今年のドラゴンズには、明らかな変化がある。 右打者の大型化。

細川、福永、石川昂、サノー、石伊、花田。 長打を打てる右打者が増えた。

ホームランという、試合の流れを一気に変える武器を持つ選手が増えたことは、大きな成長だ。

でも――

ホームランは、ボクシングで言えば「KOパンチ」だ。 いきなりKOパンチだけを狙っても、相手は警戒する。

だから必要になる。ジャブだ。

左の「ジャブ」と右の「KOパンチ」

🥊 左打者=相手を削る「ジャブ」

岡林、村松、上林、高橋周平、板山、龍空、川越、森駿太……。

左打者には、

  • 出塁する
  • 粘る
  • 球数を投げさせる
  • 走者を進める
  • 相手投手にプレッシャーをかける

そんな役割が期待できる。 相手投手を少しずつ削っていく。それがジャブだ。

🥊 右打者=仕留める「KOパンチ」

そして、相手投手が消耗したところで――ドカン!

細川、石川昂、福永、サノー、石伊、花田。 長打力のある右打者が仕留める。これがKOパンチ。

つまり、 「左が削る。右が仕留める。」

この連動性があってこそ、ホームランは本当の意味で「勝負強さ」につながっていく。

ただし、「左なら誰でもいい」わけではない

ここは重要だ。

単純に、「左打者が足りないから左を補強しよう」という話ではない。 たとえばボスラーも左打者だ。

だから必要なのは、左右の人数合わせではない。 打線の中で、どんな役割を果たせる選手なのか。そこを見る必要がある。

  • 相手投手を削れるのか
  • 安定して出塁できるのか
  • 長打で仕留められるのか
  • 勝負どころで結果を出せるのか

外国人補強を含め、来季の打線を考えるなら、単純な「右・左」ではなく、役割まで含めて選手を見極めることが重要になる。

アンド、その意味でも森駿太ら若い左打者の成長は大きなポイントになる。

そして、これは打線だけの話ではない。

投手陣には、大野、柳、金丸、宏斗、マラーらがいる。 だからこそ、「投手が足りないから勝てない」だけでは終わらせたくない。

金丸が作った勝負の土台を打線が生かせなかった一方で、宏斗が作った完璧な投球には打線が10点で応えた。この投打の「噛み合わせ」こそが、来季への最大の鍵となる。

⑥ ウィーン君のWiener

🎉🎉🎉 祝・4位浮上!!!!!

いやぁぁぁぁ! 今日はもう、これでしょう!!

🎉🎉🎉 祝・4位浮上!! 🎉🎉🎉

バンテリンドームでの本拠地最終戦。 広島相手に、10-0!!

髙橋宏斗が7回無失点、8奪三振の快投! 打線も12安打10得点! 最後は完封リレー!!

そして――4位浮上!!!

いや、気持ちいい!

金曜日には金丸を援護できなかった。 土曜日には巨人に大敗した。

そこから日曜日、月曜日と連勝。 最後は10-0。

この巻き返しは素直に喜びたい。 だって野球って、こういうところが面白い。

投手が抑えたら、打線が応える。 打線が点を取ったら、投手が守る。

そして、勝つべき試合を、きっちり勝つ。

これを残りの試合でも見せてほしい! 4位は通過点。ドラゴンズ、まだまだ上を目指そうぜ!!

⑦ 修三師匠のボヤキ

☕🍼🐉

修三師匠: 「おい!ウィーン君!」 「金丸が0点に抑えて負けて、宏斗が7回0点に抑えたら10点取るって、なんじゃこの差は!!」

ウィーン君: 「ま、まあまあ師匠……月曜日は打線がしっかり噛み合ったということで……(汗)」

修三師匠: 「まあまあじゃないわい!」 「金丸にも10点!」 「宏斗にも10点!」 「大野にも10点!」 「柳にも10点!」 「マラーにも10点じゃ!」

ウィーン君: 「いやいや、毎回10点取ったら5試合で50点ですよ?(笑)」

修三師匠: 「全員の登板日に10点ずつ取ったら……」 「100点打線じゃ!!!」

ウィーン君: 「いや、足し算がおかしいですし、計算も合ってませんって!(笑)」

修三師匠: 「ガハハ!」 「なら5点でもええ!」 「その代わり――」 「勝つべきところで勝つんじゃ!!」

(そして師匠は、まだ止まらない)

「右のパンチが増えたなら!」 「前の左打者が粘って粘ってジャブを打ち込む!」 「相手が嫌がったところに右の主砲が――」 「ドカンじゃ!!」 「これでノックアウトじゃ!」

(そして最後は……)

🎉「祝・4位浮上じゃーーー!!!」

☕🍼🐉

今日のMandyドラハジ、最後の一言

本塁打が増えた。 これは、ドラゴンズの確かな成長だ。

だからこそ、次に求めたいのは―― 相手を削る「ジャブ」と、仕留める「KOパンチ」が連動する「勝負強さ」。

前の打者が粘って相手を削る。 主砲が仕留める。 後ろの打者が追撃する。 そして投手陣が、そのリードを守る。

金丸の好投も。 宏斗の快投も。 大野の力投も。 柳の安定感も。 マラーの存在感も。

すべてを勝利へ結びつけるチームへ。

🎉 祝・4位浮上! ここから、もう一段上の景色へ。

今日の主役が、明日のレジェンドになる。

これが今週の―― 🐉 Mandyドラハジだ!

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