
ウィーン君:
2026年シーズンも、いよいよ最終盤。
ドラゴンズには今、大きな変化の波が訪れています……!
修三師匠:
井上監督の辞任に戦力外通告、さらには今日の広島戦も敗戦……。
怒涛のニュースラッシュで心が追いつかんわ!
GP:
ですが、今回考えたいのは単なる「次の監督は誰か?」という噂話ではありません。
来季、ドラゴンズをどういうチームにするのか。
そこを考えていきましょう。
NEWS|井上監督、今季限りで辞任
9月29日、井上一樹監督が今季限りでの辞任を表明しました。
10月1日の広島戦を終え、ドラゴンズは59勝81敗2分け。
井上監督自身も「勝てなかった」「自分がまず責任を取るべき」と語りました。
ただ、ここで一つ気になる出来事があります。
その8日前、9月21日のホーム最終戦です。
この日は広島に10-0で大勝。
そして主催71試合の年間観客動員数は2,533,782人を記録し、球団過去最多を更新しました。
井上監督はセレモニーでファンに感謝を伝え、来季への言葉も残しました。
そこから、わずか8日後の辞任表明。
9月21日時点で決めていたのか。
その後に決断したのか。
それは分かりません。
だからこそ、決めつけることはしません。
ただ、「また来年」と語りかけた監督が、8日後には身を引く決断をしていた。
この8日間に何があったのか。
それも含めて、今季のドラゴンズを象徴する出来事だったのかもしれません。
NEWS|中日にも相次ぐ戦力外
来季へ向けたチーム編成も、すでに動き始めています。
9月29日には、
- 福敬登
- 三浦瑞樹
- 尾田剛樹
- 土生翔太
- 川上理偉
- 津田啓史
に戦力外通告。
そして9月30日には、
- ブライト健太
- 辻本倫太郎
にも来季の契約を結ばないことが伝えられました。
ブライト健太
2021年ドラフト1位。
2025年には自身最多となる80試合に出場しましたが、今季は5試合、14打数1安打。
ドラフト1位という肩書きだけでは、プロの世界を生き残れない。
厳しい現実です。
福敬登
2020年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
34歳になった左腕は、これまでドラゴンズのブルペンを支えてきました。
今季一軍登板は3試合。
それでも本人は現役続行を希望しています。
まだ終わりじゃない。
新しい場所での再出発を期待したい選手です。
辻本倫太郎
2023年ドラフト3位。
まだ25歳。
こちらも現役続行を模索しています。
ウィーン君:
年齢も立場も違う選手たちですが、これがプロの世界。
だからこそ、来季のドラゴンズには、
「選手が持っているポテンシャルを、もっと引き出す仕組み」
が必要なんです!
NEWS|広島から小園海斗の戦力外
そして10月1日。
広島からも大きなニュースが飛び込んできました。
小園海斗、戦力外。
昨季の首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得し、今年3月にはWBC日本代表にも選ばれた選手です。
もちろん、ドラゴンズが獲得すると決まったわけではありません。
ただ、ドラゴンズファンなら一度は考えてしまう。
「……だったら、獲る?」
能力だけを見れば、非常に興味深い名前です。
納得のいく形で再スタートを切れるのであれば、球界トップクラスの技術がチームにもたらす影響は計り知れません。
そして、もし仮にドラゴンズに加入することがあれば――。
小園海斗の存在が、根尾昂に刺激を与える。
そんな「もしも」の化学反応を、ドラハジとしては想像してしまいます。
ただし、これはあくまでファンとしての「もしも」の話。
GAME REVIEW|今日の広島戦
「勝てる試合を落とさない」
- 中日 1-5 広島(10月1日・マツダスタジアム)
先発は大野雄大。
広島は床田寛樹。
結果は、広島・床田が9回5安打1失点の完投。
ドラゴンズは細川成也の25号ソロで1点を返しましたが、広島に5点を許しました。
大野は7回5失点で敗戦投手。
この試合を見て、改めて感じたことがあります。
「勝てる試合を、絶対に落とさない」
これは単純に、
「先発投手に勝ち星をつける」
という意味ではありません。
- 先発が試合を作る
- 打線が必要な場面で援護する
- リードしたら救援陣が守る
- 相手に流れを渡さない
- 最後まで勝ち切る
つまり、
勝ちゲームは、勝ちゲームとして終わらせる。
負けゲームは、負けゲームとして終わらせる。
この積み重ねです。
今日の広島は、まさにそれをやりました。
床田がゲームを支配し、打線が必要な場面で得点する。
来季のドラゴンズには、この戦い方を身につけてほしい。
ネクストNEW STAR|梅津晃大
「まだ、梅津の物語は終わっていない」
ここで、2027年のドラゴンズを考えるうえで、僕が注目したい投手。
梅津晃大。
長身から投げ下ろす圧倒的なボール。
そして、これまで何度も期待されながら、故障などによって思うようにシーズンを積み重ねられなかった投手でもあります。
だからこそ――。
来季、梅津が一段上のステージに上がったら、ドラゴンズの投手陣はさらに面白くなる。
- 金丸夢斗
- 髙橋宏斗
- 大野雄大
- 柳裕也
- 涌井秀章
- 清水達也
そこに梅津晃大が加わる。
さらに中西、櫻井、吉田聖弥ら若い投手たちもいる。
「投手王国を復活させる」というより、僕は、
「新しい投手王国を作る」
という言葉を使いたい。
その中心に梅津が入ってくる可能性は、十分あると思っています。
ウィーン君:
梅津が本来の力を発揮したら……かなり面白いぞ、これ!
GP:
だからこそ、選手の能力を引き出す環境作りが重要なんです。
レジェンドドラゴンズ|吉見一起
「勝つための技術を、次の世代へ」
そして、もう一人。
ドラハジ木曜日で取り上げたいレジェンド。
吉見一起。
現役時代の吉見は、派手なパワーで相手をねじ伏せるタイプではありませんでした。
だからこそ、その投球から学べるものは多い。
- 準備する
- 相手を見る
- 自分の状態を把握する
- 試合を組み立てる
- 勝負どころで仕留める
こうしたものは、数字だけでは伝わりにくい「勝つための技術」です。
そして現在のドラゴンズには、次の世代を担う投手がたくさんいます。
だからこそ、
レジェンドの経験を、現役選手へ還元する。
これが大切なんじゃないでしょうか。
単に「昔は強かった」で終わらせない。
昔のドラゴンズが持っていた技術を、2027年以降のドラゴンズに受け渡す。
これこそが、レジェンドの役割だと思います。
特集|新監督は誰がいい?
ドラハジが考える「新しいドラゴンズ」
ここで、今回の本題です。
僕が考えたいのは、
「誰が一番いい監督なのか?」ではありません。
大事なのは、
「誰と、どんなドラゴンズを作るのか?」です。
僕が「もしも」で名前を挙げたいのが、
川上憲伸です。
僕が川上憲伸に期待したいのは、
「勝てる試合を落とさない」という意識を、チーム全体に根付かせること。
そして、もう一つ。
投手王国の技術を、次の世代へ還元すること。
金丸、髙橋宏斗、大野、柳、涌井、清水。
そして梅津ら若い投手たち。
ここに、過去のドラゴンズが積み上げてきた投手陣の経験を重ねていく。
それは「昔に戻る」ということではありません。
過去から未来へ、技術を渡す。
そんなドラゴンズを見てみたい。
ドラハジ版・もしも首脳陣
- 監督:川上憲伸常勝を知るレジェンドとして、チーム全体の意識を変える。
- 投手コーチ:吉見一起先発投手としての準備、ゲームメイク、勝負勘を伝える。
- 投手コーチ:岩瀬仁紀リリーフ、抑え、プレッシャーのかかる場面での戦い方を伝える。
- 打撃部門:松中信彦外部から平成の三冠王を招聘する。
「仲が良い=なあなあ」ではない
ここは、あえて言いたい。
レジェンド同士が仲良くてもいい。
むしろ、仲が良いからこそ本音を言える関係ができるんじゃないでしょうか。
グラウンドでは、
「その配球は違うだろ」
「いや、俺はこう思う」
と、本気でぶつかる。
そして試合が終わったら、
「今日のあの場面、どうだった?」
「次はこうしてみよう」
と、酒を酌み交わしながら野球を語る。
これもチーム作りです。
「仲が良い=なあなあ」ではありません。
信頼があるから、本音でぶつかれる。
僕は、そんな関係を作れる首脳陣が見てみたい。
監督だけに背負わせない
そして、もう一つ。
僕はもう、「監督がダメだから負けた」という考え方だけでシーズンを語るのは、終わりにしたい。
もちろん監督の采配は重要です。
属性として打つのも選手、投げるのも選手、守るのも選手。
だからこそ、監督だけに責任を背負わせない。
監督、コーチ、選手、球団。
それぞれが役割を果たして、初めてチームは強くなる。
そして、その中にレジェンドの経験を組み込む。
レジェンドの技術を継承する。そして、ドラゴンズ愛を継承する
レジェンドも。
現役も。
ファンも。
球団も。
みんな、ドラゴンズが大好きなんです。
だから、
レジェンドの技術を継承する。
ドラゴンズ愛を継承する。
そして、現役選手たちが、それを新しい力へ変えていく。
過去に戻るのではありません。
過去から受け継いだものを、未来の力に変える。
その先にあるのは――。
さらなる強大なドラゴンズ。
新しいドラゴンズが、いま、孵化する。
修三師匠:
「……ちょっと待てウィーン!」
「孵化って、ドラゴンズは卵からか!?」
「鳥(竜)だけに上手いこと言おうとしとらんか!?」
GP:
「師匠、野暮なツッコミはそこまでです。」
「殻を破って新しく生まれるという意味では、今のドラゴンズにぴったりの言葉じゃないですか。」
ウィーン君:
「そう。」
「2027年は、過去のドラゴンズに戻るんじゃない。」
「過去のレジェンドたちから技術を受け継いで、新しいドラゴンズを作るんです。」
GP:
「そして――」
今日の主役が、明日のレジェンドになる。
2027年。
新しいドラゴンズの物語が、ここから始まります。





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