中日ドラゴンズ

なぜドラゴンズは「阪神には勝てる」のに「DeNAには勝てない」のか?

① オープニング:9月15日 阪神戦・試合回顧

柳が試合を作り、サノーの一発で流れを引き戻した

先週までなら、ドラゴンズについて書くときに「また勝ち切れない」「なぜこの戦力で……」そんな話が多くなりがちでした。

ところが今週は違います。甲子園で阪神を怒涛の3タテ!

その締めくくりとなった9月15日の試合(4-1)は、まさに今のドラゴンズの強さが凝縮されたゲームでした。

この試合、まず評価したいのは先発の柳裕也投手です。

4回に内野ゴロの間に1点を先制したものの、5回に森下選手にタイムリーを打たれ同点に追追いつかれる展開。しかし、ここでズルズルいかなかったのが大きかった。柳投手はその後も粘りの投球で阪神打線を抑え込み、6回1失点の好投で今季7勝目を挙げました。

そして、その粘りに打線が応えます。

6回、サノー選手が放った圧巻の22号2ラン! 再び2点のリードを奪うと、7回には福永選手がダメ押しの適時打を放ち、4-1と突き放しました。

阪神は10安打を放ちながら得点はわずか1点。一方のドラゴンズは8安打で4得点。

安打数では下回りながらも勝てた理由――それこそが「先発が粘る → 打線が勝ち越す → 追加点 → リリーフ(最後は松山)が締める」という理想的なゲームメイクです。

甲子園での3連戦の最後を、柳投手の粘りとサノー選手の一発で締めたこの勝利。

これで阪神戦は今季25試合で14勝11敗となりました。

……ここで、ひとつの疑問が浮かびます。

「では、なぜ阪神にはこうして勝てるのに、DeNAには苦戦するのか?」

ここから、ちょっと不思議な「相性」について考えてみたいと思います。

② 🐕 教えてGP

ウィーン君:

「ねえGP、ドラゴンズって対戦相手によって、まるで別のチームになってない?」

GP:

「おっ、そこに気づいたかウィーン君。なかなか鋭い視点だね」

ヤクルトにはしっかり勝ち越せる。

阪神にもこうして甲子園で3タテできる。

その一方で、DeNAや広島にはどうしても苦戦を強いられる……。

そして面白いのが、これは「球団単位」だけでは説明しきれない感覚だということです。

「この選手に打たれると、なぜかチーム全体の嫌なムードが一気に広がる」

「この投手が相手だと、不思議と打てそうな気がしてくる」

野球には、単純なデータや数字だけでは割り切れないものがあります。

「相性って、本当にあるんじゃない?」

③ ⭐ ネクストNEW STAR:吉田聖弥

「相性」の深い話に入る前に、まずはこの選手に注目しましょう。

ルーキー左腕の吉田聖弥投手です。

ここは単に「甲子園3タテに貢献した」という話だけにとどめず、今の勝利の先にある「これからのドラゴンズを支える存在」として紹介したいと思います。

2026年、吉田投手はリリーフ陣の一角として着実に存在感を増してきました。

彼が見せているパフォーマンスは、単なる「今季の戦力補強」にとどまらず、「来季以降の勝ちパターン構築」という大きな希望を感じさせてくれます。

今日の主役が、明日のドラゴンズをつくる。

④ 🔥 レジェンドドラゴンズ:野口茂樹

現在の左腕・吉田聖弥投手から、かつてドラゴンズの投手陣を背負ったレジェンド左腕へ――。

今回振り返るレジェンドは、野口茂樹さんです。

「左腕」という共通点はもちろんですが、二人に共通するのは「チームの勝利と命運を背負ってマウンドに立つ姿」。

野口さんが投げるとき、ドラゴンズには独特の安心感と「今日は勝てる」という強い空気が漂っていました。投手一人の存在感が、チーム全体の対戦相性や空気感まで変えてしまう。

そうしたレジェンドの姿を思い起こしつつ、いよいよ本日の本丸へと進みましょう。

⑤ 🔥🔥🔥 今週の特集:相性の正体

なぜドラゴンズは「阪神には勝てる」のに「DeNAには勝てない」のか?

ここからが今回のメインテーマです。

🐯 阪神との相性

シーズン通算で14勝11敗と勝ち越し。前半戦の苦手意識を払拭し、9月の甲子園3タテで「阪神に強いドラゴンズ」のイメージを完全に決定づけました。

🐧 ヤクルトとの相性

今季のドラゴンズがかなり相性良く勝てている相手です。ここにも明確な「相性の良さ」を感じます。

⭐ DeNAとの相性

そして問題はここです。なぜか勝てない。

でも、僕(ウィーン君)が感じるのは、単に「DeNAというチーム自体が強いから」という理由だけではない気がするのです。対戦する「選手個人」にも、何か理由があるのではないでしょうか。

⑥ 「牧が打つと、空気が変わる」

ここが今回、僕が一番感じているポイントです。

例えば――牧秀悟選手が打つ。

すると、ベイスターズのベンチが一気に盛り上がります。その「アゲアゲ」な熱量が、まるで波のように次の打者へ、次の打者へと伝染していくように見えるのです。

ドラゴンズ側から見れば、まだリードしている、あるいは点差はわずかしかない。

なのに――

「牧に打たれた……なんか嫌な流れになってきたぞ」

そんな予感が球場全体を包み込みます。

気がつけば、ドラゴンズは完全に「守る側」に回され、相手は勢いに乗っている。しかも、その勢いを止める有効な一手が見えない。まるで、こちらは素手で武器を持った戦士に立ち向かっているかのような感覚です。

もちろん、これは「実際にベンチの雰囲気が物理的に伝染している」と断定したいわけではありません。でも、観戦している側には「確実にそう感じる瞬間」が存在するのです。

⑦ じゃあ、それは本当に「相性」なのか?

ここで再びGPの登場です。

GP:

「なるほどね。でもウィーン君、『相性』って本当に勝敗や感覚だけで決まるものなのかな?

ウィーン君:

「と言うと?」

GP:

「数字を見てごらん。DeNAの今季チーム打率はリーグトップの.248。対する中日は.228だ。そもそもチームとしての打撃力そのものに差があるのも事実なんだよ」

だから、「単に相性が悪いから負けている」だけで片付けることはできません。

しかし、

  • 選手たちが抱く「苦手意識」
  • 相手チームの「嫌なキーマン」
  • 相手ベンチのノリと勢い
  • それに対する自分たちのベンチの反応

これらが複雑に絡み合った結果として、僕たちの目に“相性が悪い”という感覚になって映し出されているのかもしれません。これこそが、野球における「相性」の正体なのではないでしょうか。

⑧ 🏆 ウィーン君のWinナー

阪神には勝てる。ヤクルトにも勝てる。

でもDeNAには勝てないし、牧選手に打たれると嫌なムードが漂う。

これらは単なる確率や数字の悪戯なのか。それとも、野球には目に見えない「相性」や「流れ」が確かに存在するのか。

ドラゴンズがこれから本当の意味で強くなるためには、得意な相手に勝つだけでは足りません。苦手な相手に対しても、逆にこちらから「嫌なイメージ」を植え付ける必要があります。

9月15日の試合で見せたような、柳投手の粘りとサノー選手の一発、そして勝負所で畳みかける強さ。

その勢いを、次はぜひ「苦手な相手」にもぶつけてほしいところです!

🐉 今日の主役が、明日のレジェンドになる。

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